- 歴史と本尊
- 五明院は、慶長年間(1596-1615)に五ヶ寺が合併したことに由来し、本尊如意輪観音によって如意輪寺と号します。
旧客殿再興は宝永七年(1710)で、旧本堂・大師堂は天明七年(1787)に再興、二つの門は天保十二年(1841)に、鐘楼堂は嘉永二年(1849)に改築しています。現在の本堂・大師堂は昭和六十年、客殿、南門は平成六年の再建です。
当院は、長い歴史を持ち、地域の皆様に親しまれてきました。
本尊如意輪観音菩薩は、寛仁元年 (1017)に恵心僧都が彫ったとされています。真言はオン ハンドメイ シンダマニ ジンバラウンで、延寿、安産、除難を祈って功徳がございます。
- 御開帳
- お観音さまは、その身を三十三に変化して、私たちを救って下さいます。その誓願にちなんで三十三年に一度、秘仏のご本尊を公開し、そのご威光を示して頂きます。