寺だより

2010年4月号

4月8日、9日は第4回の西国巡礼。31名の参加。住職は所用の為、初日は参加できず。 一行は、晴天に恵まれ、桜満開の中、京都、大阪を目指す。第22番札所 総持寺。本尊は千手観音。 続いて第20番札所 善峯寺。山寺の見事な庭園で、桜を満喫したとのこと。第21番札所 穴太寺。丹波の国きっての名刹。 立派な松があったそうな。第23番札所 勝尾寺。箕面国定公園という景勝地にある。第24番札所 中山寺。 西国巡礼の開創縁起にも登場する、真言宗中山寺派大本山。ここでは、ありがたいことに石段の脇にエスカレーターが設置。しばし足の痛みを忘れる。

宝塚市内のホテルで宿泊。住職は、車窓から桜を楽しむ電車の旅。ここで合流。夕食での話題は、今日の桜の見事さと、 昼食の筍。そして宝塚劇団の話。あれあれお寺参りの感想は?

2日目出発。曇り気味。誰かが参加したからお天気が・・・なんていう話もチラホラ。今日は兵庫県下を巡る旅。
番外 花山院。摂津三田の山頂。西国巡礼を再興した法皇が眠る菩提寺。ここの急坂はタクシーで乗り切る。
第25番札所 播州清水寺。色々な種類の桜の木が植わり、目を楽しませてくれる。こちらも立派な伽藍で、お参りするお堂に迷うほど。由緒ある立派な客殿で昼食。
第26番札所 一乗寺。長い石段を登って行くと、途中で、国宝の三重塔が出迎えてくれる。足の悪い人は、顔をしかめながらのさらなる登段。 見上げた崖の上には本堂が。天井には古い木製の納め札が、まるで花びらを模ったように打ち付けられている。
第27番札所 円教寺。書写山の山上に広がる「西の比叡山」と揶揄される寺院。ロープウェイで登山。その先もバスに分乗。 頭上には、舞台造りとよばれる巨大な摩尼殿(本堂)。壮観!他にも時代劇のロケに使われる、食堂、大講堂といったお堂が、山内に点在する。古の香りを漂わす、修行の場。
姫路からの帰路なので、四国も近い。宇多津でうどんを食す。一同「やっぱり、うどんはええなあー」と、大満足。 やはり旅の食事は大切です。川之江では、案の定雨がお出迎え。でも、お参りの間は、降らずに良かった。

次は、新緑の丹後、若狭、琵琶湖へ参りましょう!

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